Soliton OneGate 利用ガイド
ご利用前の準備Ⅰ(証明書取得)

ご利用前の準備Ⅰ(証明書取得)

証明書の取得

各種証明書は、以下の3通りの手法で取得できます。

KeyManagerまたはiOS/iPadOS向けMobile Safariを使用してクライアント証明書を発行する手法です。

PKCS#12 形式でクライアント証明書を発行する手法です。

モバイルデバイス管理(MDM)連携で証明書を配布する手法です。

証明書の用途とインストール先について

クライアント証明書のインストール先は、証明書の利用用途により異なります。

OS

インストール先

証明書取得アプリ

用途

Windows

コンピューターストア

KeyManager

・Wi-Fi EAP-TLS認証(コンピューター認証※1※2)
・PasswordManager(Windowsサインイン)

ユーザーストア

KeyManager

・Wi-Fi EAP-TLS認証(ユーザー認証※1)
・一般的なVPNの証明書認証
・ブラウザの証明書認証
・PasswordManager(Web/App)、Secure Browser等のSoliton製アプリ

Mac

システム

KeyManager

・Wi-Fi EAP-TLS認証
・一般的なVPNの証明書認証
・ブラウザの証明書認証

※KeyManagerで「システム」を選択した場合、キーチェーン名はシステムです。

ユーザー

KeyManager

・Wi-Fi EAP-TLS認証
・一般的なVPNの証明書認証
・ブラウザの証明書認証

※KeyManagerで「ユーザー」を選択した場合、キーチェーン名はログインです。

iOS/iPadOS

OS標準ストア(プロファイルとデバイス管理内)

Safari

・Wi-Fi EAP-TLS認証
・Safariの証明書認証
・OS標準VPN(IPSec)の証明書認証
・MS Authenticator等のOS標準ストア参照可能なアプリ

・SSL-VPN(VPNプロファイルに対応している場合のみ)

KeyManagerアプリ内

KeyManager

・Soliton PasswordManager、Soliton Secure Browser等のSoliton製アプリ

サードパーティ製VPNアプリ内

・SSL-VPN(VPNプロファイルに非対応の場合はp12ファイルを手動インストール)

Android

Wi-Fi

KeyManager

・Wi-Fi EAP-TLS認証(VPNプロファイルに非対応の場合はp12ファイルを手動インストール)

VPNとアプリ

KeyManager

・OS標準VPN(IPSec)の証明書認証
・ブラウザの証明書認証
・PasswordManager、Secure Browser等のSoliton製アプリ
・MS Authenticator等のOS標準ストア参照可能なアプリ

サードパーティ製VPNアプリ内

・SSL-VPN(p12ファイルを手動インストール)

※1 Windowsサプリカントの仕様上、以下のタイミングでネットワーク接続を行うことを確認しています。
「ユーザー認証」の場合は、Windowsサインイン後にネットワーク接続されます。サインアウトで切断されます。(Active Directory環境の場合キャッシュログオンとなります。)
「コンピューター認証」の場合は、PCが起動していればWindowsサインイン状態にかかわらずネットワーク接続されます。
Active DirectoryのサインインやWindowsサインイン前の端末への外部から接続(リモートデスクトップ接続、資産管理ツール等)など、常時ネットワーク接続が必要な場合は、「コンピューター認証」を推奨します。詳細につきましてはMicrosoft社にご確認ください。

※2 Windowsの仕様上コンピュータストアに証明書をインストールする場合、管理者権限が必要です。権限がないユーザーの場合ユーザーアカウント制御(UAC)画面が表示されますので、権限のあるユーザーアカウントを入力してください。